アイコン 東京楽天地/浅草東宝劇場・浅草ボウル跡地を再開発へ リッチモンドホテルプレミア

昭和39年10月開場した「浅草東宝会館」と昭和44年7月 に開場した「楽天地浅草ボウル」は、浅草六区地区の中心部に位置し、長らく浅草のアミューズメントの中心として、多くの方々にご来場いただいた。しかし、 ともにビルの老朽化が進んだことにより、また、耐震性においても充分とはいえず、両施設の一体的な再開発事業を決定した。
浅草は、世界中の人々にその名を知られる日本を代表する観光都市であり、年間観光客数は約2,000万人といわれている。本年5月開業のスカイツリー効果により、更なる増加が見込まれており、そのポテンシャルは計り知れないものがある。

一方、六区地区では映画館・劇場が次々と閉鎖、今では往時の興行街の隆盛を伺い知ることはできなくなっている。台東区では、「浅草地域まちづくり総合ビジョン」に描かれた基本方針を策定、浅草六区地区に賑わいを呼び込むための観光サービスの多様化や、来訪者の長時間滞在に対応したまちづくりを推進している。

また、2011年に街づくりのルールである「浅草六区地区 地区計画」が策定され、浅草の新たな西の玄関口に位置づけるとともに、六区ブロードウェイを中心とした街並み整備など、官民あげて地区再生の取り組みに着手している。

同社では、地区の再生を願うたくさんの想いを肝に銘じ、その一翼を担わせていただくことで地元の期待に応えられる施設づくりを行う。
具体的には、新築建物の低層階に全国各地の魅力が集積する地域振興の総合拠点を導入し、浅草から全国、そして世界へ向けて日本の優れた伝統や文化を発信する場を設ける。 
高層階には、アールエヌティーホテルズ株式会社様が全国で展開する「リッチモンドホテル」が入居。施設全体を来街者の滞留・賑わい拠点に位置づけ、六区地区の活性化に貢献したいと考えているとしている。

<施設計画概要>
建築地 :東京都台東区浅草2丁目6番地4外
指定地区:地域商業地域・防災地区他
都市計画:建蔽率80%(角地・耐火100%)・容積率・600%
敷地面積:約3,480㎡(約1,050坪)
建築面積:約2,750㎡(約830坪)
建築規模:地下2階、地上14階、塔屋1階
延床面積:容積対象約20,700㎡…容積率595%≦600%
延床面積:約24,500㎡(約7,410坪)
※構造・規模、建物面積については、設計の進捗に伴い、変更する場合があり。

主要用途高層階ホテル(約300室)/対象面積約11,000㎡(約3,360坪)
低層階まるごと日本プロジェクト/対象面積約4,500㎡(約1,360坪)

<ホテル部分>賃貸
ホテル名称:「リッチモンドホテルプレミア浅草(仮)」
ホテル会社:アールエヌティーホテルズ(株)(ロイヤルHの子会社+福岡地所も出資)
・リッチモンドホテルは道路向かい側に100室の「リッチモンドホテル浅草」を営業しており、当地では合計4百室の大規模ホテルとなる。
・リッチモンドホテルは2011年もお客様満足度№1に輝き、6年連続の№1を受賞。(1泊9,000円~15,000円未満部門)

<まるごと日本プロジェクト>
・全国各地の魅力が集積する地域振興の総合拠点
・日本の優れた食文化や工芸品の販売、情報発信
・祭りや伝統行事の紹介を通じた観光促進

<事業スケジュール(予定)>
2012年4月:解体着手~12月解体完了
2013年初春:新築工事開始
2014年末 :新築工事竣工、オープン
<事業主体>
(株)東京楽天地(阪急阪神東宝グループ)
投資額    :約100億円(予)
 

[ 2012年4月16日 ]
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