アイコン マルキョウ/9月中間決算  売上減に歯止めは・・・

同社は食品スーパー業界について、雇用・所得環境は低調に推移しており、また、低価格志向の消費が継続するなど、依然として厳しい状況が続いている。
このような状況のなか同社は、既存店の改装を5ヶ店(早岐店、朝倉店、小郡店、久山台店、船津店)行うなど営業力の強化に努めた。しかしながら、売上高に ついては、前年同期は大震災直後の生活必需品を中心とした一時的な売上増加があったことや競争激化などにより不振となり、また、利益面についてもデフレ状 況下での販売価格単価の下落などにより減益となったとしている。

福岡には、食料品も扱うディスカウントスーパーのトライアルとルミエールが、店舗展開しており、特にルミエールは、ゆっくりだが出店攻勢を続け、その影響下に陥る既存スーパーをなぎ倒されることになる。そうしたなかで生き残るには価格競争に陥り、至難の技といえる。
前門にはイオンモールをはじめとする大型総合商業施設、後門にはこれらディスカウントスーパーがあり、既存スーパーは挟み撃ちにあっている状態が続く。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年9月期第2四半期
45,346
1,064
1,144
582
12年9月期第2四半期
44,035
801
899
429
前年同期比
97.1%
75.3%
78.6%
73.7%
12年9月期予想
89,500
1,620
1,790
850
11年9月期実績
91,265
1,772
1,947
924
10年9月期実績
90,138
1,797
1,919
1,186
09年9月期実績
93,109
1,814
1,903
812
12/9期予想/11/9期比
98.1%
91.4%
91.9%
92.0%
 
[ 2012年5月 7日 ]
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