アイコン 若築建設(北九州)/3月決算 最終黒浮上 よかったネ

マリコン・陸上土木・建築の3本柱である同社は当期について、建設事業を取り巻く環境は、建設市場の低迷が続く中、厳しい状態が続いている。

また、東日本大震災に起因する一時的な手持工事の減少と、同震災による工事進捗の遅延等により、当社グループの建設事業の売上高は448億円と前連結会計年度に比べ111億円(前年同期比▲19.9%減少)の減収となった。損益については、売上高が減少したことにより、営業利益13億円(前年同期比▲60.0%減少)となったとしている。ただ、最終利益がやっと黒字になったことから、安堵だろう。

繰越工事高は、前期末比61.6%増の458億43百万円と震災復興工事の受注のため、震災直後プロジェクトチームを作り、仙台へ乗り込んでいた努力が奏功しているのであろうか。ただ、東北や関東では、労賃が高騰して原価コストを押し上げ、業績を悪化させているゼネコンすらある。
豚政権は、復興工事も査定を厳しくして地元任せにして、ちんたら発注させている。景気に刺激を与えるためには、集中して発注する必要があるが、こんなんでは相乗効果も限られたものとなろう。何もわかっていない、トントン。

単体繰越工事残高
     /百万円
前期末
当期末
前期末比
海上土木
9,680
12,055
24.5%
陸上土木
9,752
23,355
139.5%
建 築
8,937
10,431
16.7%
合 計
28,370
45,843
61.6%
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期
82,416
92
-567
-7,881
10年3月期
65,449
994
1,436
-1,225
11年3月期
59,077
1,774
2,256
-5,316
12年3月期
46,823
666
443
314
前期比
79.3%
37.5%
19.6%
 
13年3月期予想
60,000
1,030
770
640
13年期予/12年期比
128.1%
154.7%
173.8%
203.8%
12年3月期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
51,245
14,450
14,179
27.7%
 
[ 2012年5月15日 ]
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