さらに、２６日の東京株式市場で、ＮＥＣ株の終値は前日比３円高の１０１円と反発したが、それでもＰＢＲは０．３９倍。この日も一時は９７円まで売り込まれ、株価１００円割れの直接の引き金を引いたのは大手格付け会社のムーディーズ・ジャパンだとして、「同社は「収益性と財務の回復が、想定よりも遅れている」として２０日にＮＥＣの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更。債務履行の確実性を認めた現在の「Ｂａａ２」の格付けが今後、引き下げられる可能性を示した。」と断定している。

ニュースソース：ＮＥＣ株価、成長見えず低迷　ルネサス足かせ…破綻リスクは東電超え

ＮＥＣ自体の成長シナリオが不透明なのに、今期は２００億円の最終黒字への転換を見込んでいる。
３１日発表の４～６月期決算の内容によっては市場の逆風が一段と強まる恐れもあると産経。

・・・一時はパソコンで日本市場を席巻していたが、ウィンドウズの所為か今は見る影もない。
この数十年一度も浮上できなかっただけに逆転は難しそうだ。