アイコン 11日~12日の動き 大津市市立皇子山中学校 生徒自殺問題 

10月17日の第1回目のアンケートに続き、11月に第2回目のアンケートを取り、188名が回答。しかし、内容を聞き取り調査したのは「他の学校の生徒からいじめを受けていた」という回答について2人に確認しただけだったという。
教育長としては、元皇子山中学の校長でもあったことから、「いじめ」はよその学校の生徒の所為にしようとしたのであろう。当然自殺に結びつくような内容は 完全無視、これまで2回目のアンケートは見ていなかったと述べていたが、「他の学校の生徒からいじめを受けていた」の分はちゃんとちゃんと見ていた。

2回目のアンケートでは、2人の生徒が「男子生徒が担任の教師に電話をかけ、泣きながら『いじめられてつらい』と訴えたと聞いた」と答えていたという。

この2人の生徒は、「男子生徒の訴えに教師が対応しなかった」とも指摘、アンケートに、「なぜ教師は、いじめを防ぐための行動をとれなかったのか」と書き込んでいた。

また、2回目のアンケートでは「葬式ごっこ」などの新たな回答が寄せられていたにもかかわらず、遺族には、「新しい事実はなかった」として内容を伝えていなかった。

大津市教育委員会は、これまで「教師からは『いじめの訴えはなかった』と聞いていたので、確認をしなかったと教師に責任をなすりつけ逃げていた。

1回目のアンケートでは、学校側が教育委員会の指導により、男子生徒の遺族に回答結果の資料を提供するにあたって、個人情報が含まれていることを理由に、資料を第三者に漏らさないよう「確約書」に署名させ、口止めさせていたことも判明している。

こうした教育委員会が自ら進んで隠蔽してきた事実は、委員メンバー全員、犯罪者と同じではなかろうか。  
人を殺しても殺していないという犯罪事件での被告人の弁護士と同じなようなものである。

警察の捜索が入った皇子山中学校では12日、
午前8時半から、およそ1分間、校長が、全校生徒に対して、校内放送を行ったという。
校長は「大変心配をかけた。学校で安心して生活を送ってほしい。先生たちも努力していることを皆さんもわかってほしい。学校全体、みんなで頑張っていきましょう」と話したという。
が、単に在校生の反発・突き上げを恐れて、全校生を集めての集会など開催することもできず、これまで何回ともなく一方的な放送で逃げ、今回もまた放送で逃げただけである。


 

[ 2012年7月12日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップページへ

サイト内検索