加古川市企画部長を聴取 病院統合の入札便宜で/兵庫県警
兵庫県警が、兵庫県加古川市が2010年に発注した「加古川市民病院・神鋼加古川病院の統合業務」の入札をめぐり、業務を受注した大阪市のコンサルタント会社に便宜を図った疑いがあるとして、加古川市の香・企画部長(53)を任意で事情聴取していることが12日判明。
両病院の統合は、地方独立行政法人加古川市民病院機構が計画、周産期・小児医療に強い「加古川市民病院」と循環器分野に強い「神鋼加古川病院」を統合するもの。
加古川市は、業者選定など入札に関する資料を県警へ任意提出。県警は贈収賄容疑を視野に、入札の審査などでコンサル会社に有利な取り計らいがなかったかなどを詳しく調べている。
今朝、加古川市は記者会見を開催し、病院統合の業務について説明した。
[ 2012年7月12日 ]
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