アイコン 利益供与80億円認定 ユニバーサルミュージックの親会社への高利子/国税

東京国税は、ユニバーサルミュージック合同会社が2010年12月までの3年間で、運営資金の借入元である親会社に対して、根拠のない高金利を支払い、そ の高金利部分を所得隠しの利益供与に当たるとして、80億円の申告漏れを指摘していたことが15日までに判明。課税修正させる。

ユニバーサルミュージック合同会社は、世界77ヶ国に子会社となるレコード会社、或いはライセンシーを展開する世界最大の音楽企業 ユニバーサルミュージック グループの日本法人(売上高は約580億円)。
日本におけるユニバーサル ミュージック合同会社の母体は1953年に創設された日本ポリドール(株)。その後、国内・外資企業の吸収合併による事業拡大を経て、1999年にポリグラム(株)からユニバーサルミュージック(株)になった。2009年1月ユニバーサルミュージック合同会社に組織変更。

ユニバーサル ミュージック グループは、フランスのメディアと通信のグローバル企業であるビベンディ(Vivendi)傘下の1グループ。国内アーティストはGLAY、GreeeeN、徳永英明ら多数。
ヴィヴェンディ(Vivendi)は、フランスの水道事業を中心とするジェネラル・デ・ゾー社を前身とする。1990年代からメディア事業や電気通信事業に進出し、2000年にカナル・プリュス、シーグラムとの合併によってヴィヴェンディ・ユニバーサルとなった。現在の名称はヴィヴェンディ。2006年経営を悪化させ、傘下のユニバーサル映画社などをGEに売却して再建されている。売上高は約2兆円にのぼり、世界最大級の音楽・メディア事業者。

[ 2012年7月17日 ]
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