キーエンス/6月決算(3ヶ月の変則決算) 前年同期比より改善
無借金経営で、FAセンサーなど検出・計測制御機器を、生産は外注にて展開する同社は、今期より6月に決算期を変更して3ヶ月間の変則決算となった。
前期の第一四半期と比較すると若干持ち直しているようだが、同社は欧州経済の悪化、中国経済の減速から予断は許さないとして、今期の通期予想の発表を留保している。
1、国内:日本では、円高や外需の減速など、厳しい事業環境が続きました。こうしたなか、新商品の投入や営業体制の充実に努め、売上高は325億70百万円となった。
2、海外:海外では、欧州経済の停滞や中国経済の減速は続いたが、景気は全体として底堅く推移した。こうしたなか、販売拠点の拡充や人材の充実強化等、営業体制の強化に努め、売上高は、194億45百万円となったとしている。
連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
10年3月期
|
136,177
|
55,658
|
59,527
|
37,695
|
11年3月期
|
184,802
|
86,611
|
89,987
|
55,345
|
12年3月期
|
199,334
|
91,145
|
94,244
|
58,162
|
12年6月期(変則)
|
52,016
|
22,805
|
25,519
|
15,535
|
12年3月期第一四半期
|
48,418
|
21,960
|
23,061
|
14,113
|
12/6期と前第一四半期比
|
107.4%
|
103.8%
|
110.7%
|
110.1%
|
13年6月期予想
|
未発表
|
|
|
|
[ 2012年8月 6日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメント