アイコン コカ・コーラウエスト/キューサイ事業でなんとか 第2四半期

同社は第2四半期について、不況による影響で売上高が減少するとともに、原材料・資材の高騰で減益となったとしている。
料飲事業では、殆ど営業利益が出ておらず、同社が言うように原材料や資材が高騰するような背景(円高・世界的な不況)はなく、親会社にボッタクられているのではとも思われる。

キューサイ

因みに、キューサイ事業(青汁+健康食品+化粧品)の第2四半期における売上高は、深夜のTV-CM効果が続いており、特に、スキンケア化粧品の堅調な売上高により、当事業売上高は前年同期比8.8%増の184億47百万円、営業利益は33.3%の大幅増の27億37百万円となっている。営業利益全体に占める割合は86.7%に達している。
本業の料飲事業は、景気が少しでも良くなり、工場稼働率が良くなれば、従業員さんたちが良く飲むことから、売上高も改善されようが、現実は厳しい。また、最近は同社の大ヒット作も限られ、既存商品に依存した販売では、売上高の改善余地はなかろう。
同社が、キューサイ買収をしていなかったら、本業では、目も当てられないものとなっていたかもしれない。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年12月期第2四半期
189,933
6,014
6,016
2,363
12年12月期第2四半期
184,300
3,157
3,086
1,003
前年同期比
97.0%
52.5%
51.3%
42.4%
12年12月期通期予想
392,800
14,700
14,800
7,400
11年12月期実績
399,717
16,469
16,044
6,997
10年12月期実績
375,764
12,003
12,659
7,582
09年12月期実績
369,698
2,242
2,085
-7,594
今期予想/前期比
98.3%
89.3%
92.2%
105.8%
 
[ 2012年8月 3日 ]
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