日本触媒/第一四半期 減収減益 化学代表
触媒から出発しアクリル酸世界3位、06年から高吸水性樹脂世界首位で、基礎化学品43、機能性化学品50、電子材料が新規の成長柱としている同社は、第一四半期については次の通り。
(1)基礎化学品事業は、
1、アクリル酸およびアクリル酸エステルは、販売数量はほぼ横ばいであったものの、世界的な需給緩和に伴う市況下落により輸出価格が大きく落ち込んだため、大幅な減収となった。
2、酸化エチレンは、原料価格の上昇に伴い販売価格を修正したものの、販売数量が減少したことにより、減収となった。
3、エチレングリコールは、市況の下落による採算の悪化に伴い、販売数量を減らしたことにより、減収となった。
4、高級アルコールおよびエタノールアミンは、原料価格高などに伴い販売価格を修正したものの、輸出を中心に販売数量が減少したことにより、減収となった。
以上の結果、基礎化学品事業の売上高は、前年同四半期に比べて▲7.6%減少の335億69百万円となった。
営業利益は、一部の製品市況の大幅下落によるスプレッド縮小などにより収益性が大幅に悪化し、さらには販売数量も減少した結果、前年同四半期に比べて▲42.9%減少の30億14百万円となった。
(2)機能性化学品事業は、
1、高吸水性樹脂および特殊エステルは、需要が堅調に推移するなかで販売数量はほぼ横ばいでしたが、販売価格が低下したため、減収となった。
2、コンクリート混和剤用ポリマーおよび電子情報材料は、販売数量が減少したため、減収となった。
3、樹脂改質剤および塗料用樹脂は、販売数量を伸ばしたことに加えて、販売価格も修正したことにより、増収となった。
4、粘着加工品および無水マレイン酸は、販売数量を伸ばしたことにより、増収となった。
5、洗剤原料およびよう素化合物は、販売数量が減少したものの、価格修正などにより増収となった。
以上の結果、機能性化学品事業の売上高は、前年同四半期に比べて▲1.9%減少の411億15百万円となった。
機能性化学品事業の営業利益は、加工費の低減などに努めたものの、円高の影響や販売価格の低下、および販売数量も減少した結果、前年同四半期に比べて▲15.8%減少の38億76百万円となったとしている。
(3)環境・触媒事業も減収減益で推移している。売上高は前年同期比▲10.4%減の46億36百万円、利益は在庫評価損がなくなり118.5%増の2億21百万円となったとしている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第1四半期
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83,387
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9,582
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10,434
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6,881
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13年3月期第1四半期
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79,320
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7,137
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8,601
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4,948
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前年同期比
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95.1%
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74.5%
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82.4%
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71.9%
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13年3月期予想
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330,000
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25,000
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28,000
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19,500
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12年3月期実績
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320,704
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31,100
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33,114
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21,257
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11年3月期実績
|
288,345
|
29,813
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30,955
|
21,119
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10年3月期実績
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244,317
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13,881
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14,934
|
10,832
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今期予想/前期比
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102.9%
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80.4%
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84.6%
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91.7%
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