タカラトミー/第一四半期 中期経営計画
同社は当第1四半期について、わが国経済は、東日本大震災の影響による景気低迷から回復傾向にあるものの、長期化する欧州の債務危機問題や中国などアジアの 景気減速により、海外経済の悪化懸念が深刻化しており、不透明な状況で推移した。このような環境下、当社グループでは昨年度買収したTOMY Internationalグループ(以下「TIグループ」という)との統合を踏まえ、新中期経営計画(2012年度~2014年度)を策定した。
新中期経営計画では、真のグローバルプレーヤーを目指し、
1.地域別重点戦略の推進
世界の玩具市場でのプレゼンス拡大のため、各地域特性にあった商品およびマーケティング展開、ならびにそれを支援するグローバル組織体制の構築
2.重点カテゴリーの強化・拡大
ビークル、ベビー・インファント・プリスクール、ボーイズをグローバル重点カテゴリーとした企画開発力の強化・拡充
3.生産基盤の拡充と効率化
中国偏重の生産体制からベトナムを軸とした周辺国への生産シフトを加速し、安定的な供給体制構築と生産効率化によるコスト競争力強化
の3つの主要経営課題に取り組むことで、2015年3月期売上高2,200億円、営業利益150億円を目標に、新たな成長ステージに向けた改革を進めていく。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、プラレールアドバンスや女児向け商品のプリティーリズムなどの好調な販売に加え、テレビゲーム卸の取扱量増加があったものの、昨年度好調に推移したメタルファイトベイブレードやトランスフォーマー関連商材の海外輸出反動減などから348億08百万円(前年同期比4.4%減)となったとしている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第1四半期
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36,406
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338
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16
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209
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13年3月期第1四半期
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34,808
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-1,236
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-1,448
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-1,562
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前年同期比
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95.6%
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13年3月期予想
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190,000
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10,000
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9,300
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5,000
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12年3月期実績
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187,265
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10,186
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9,823
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3,679
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11年3月期実績
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159,490
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10,327
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10,143
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8,929
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10年3月期実績
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178,713
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10,456
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10,382
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8,978
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今期予想/前期比
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101.5%
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98.2%
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94.7%
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135.9%
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[ 2012年8月10日 ]
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