捜査関係者によると、高井容疑者は県警の調べに「自分が（部下に）指示してやった」などと供述。経費の水増し請求などで助成金を詐取していたことを大筋で認め、反省の態度も示しているという。逮捕直後は「だましていない」と容疑を否認していた。
　高井容疑者は２００８年８月１８日、両被告と共謀し、経費を水増しした領収書を偽造するなどして、岩手県長寿社会振興財団に助成金を申請し約７２万円をだまし取ったとして１５日に逮捕されていた。

今回の逮捕の裏に、ＮＰＯを使った巨額助成金詐欺でもあるのだろうか？　ＮＰＯで儲けているのはヤクザもどきだけだろう？、ＮＰＯ法人の議員崩れの助成金ブローカーたちは相変わらず暗躍しているが・・・。　高井関係のＮＰＯも指定管理者になったりして、少しは金が入ってくるようにはなっていたが、本業でもなく、所詮ピンハネ業。大規模な派遣業ならばピンハネも巨額となるが、僅かな差益では、所帯が持たなかったのが現実だろう。
ＮＰＯも事業として成り立つビジネスモデルが必要だ。慈善事業と勘違いしては長続きしない。

日本はアメリカのような免税の寄付金制度が極僅かしかなく、一般有志からの寄付金も限られ、金儲けのための対面上のＮＰＯや出資者がいる協同組合方式のＮＰＯしか活動できないのが実態である。
そのため、金もなく活動も限られる。殆どのボランティアＮＰＯでは、余程のスポンサーを獲得しない限り生活はできない。極悪なシーシェパードの運営費用は、世界の金持ちや企業が寄付している金で運営されている。日本では、企業ご用達か経営者の金玉でも握り、寄付を頂くしかないのだろう。

高井昭平君のプロフィール（残念）
静岡県藤枝市出身
昭和54年立教大学経済学部卒
損害保険会社勤務
平成8年中小企業の経営コンサルタントとして独立
（長野県長谷村の地域活性化事業「気の里構想」の立案を契機に地域活性化コーディネーターとして活動開始）
公共交通の運営事業「雫石町デマンドバスの運営」に携わる
雇用の創出と市民起業家の育成を目的とした「地域人材育成セミナー事業」に携わる
民設民営の「いわてグリーン・ツーリズムサポートセンター」を開設
岩手県グリーン・ツーリズムの振興を図る
地産地消レストランの運営等コミュニティ・ビジネスの育成支援事業に携わる
特定非営利活動法人　いわてNPOセンター　理事長
特定非営利活動法人　グラウンドワークいわて　代表理事
特定非営利活動法人　シニアパワーいわて　理事
NPO活動交流センター　センター長
岩手県公会堂　館長　（指定管理者）
岩手県　県民の森　公園長　（指定管理者）
盛岡地域若者サポートステーション運営協議会　代表
岩手県高等学校キャリア教育調査研究委員会　委員
盛岡市雇用推進懇談会　委員（盛岡市商工観光部雇用労政課）
岩手県地域福祉支援計画策定委員会　委員　（岩手県保健福祉部長）
ご近所安心・楽々ネットアドバイザー　（岩手県保健福祉部）
盛岡市まちづくりアドバイザー　（盛岡市都市整備部）
岩手県分権推進会議県境生活検討部会　委員　（岩手県県境生活部）
山村力誘発モデル事業アドバイザー　(財)都市農村漁村交流活性化機構）