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通販市場５兆円突破／ＪＡＤＭＡ ネット通販牽引
公益社団法人日本通信販売協会（ＪＡＤＭＡ、正会員511社）は、２０１１年度（2011年４月―2012年３月）の通信販売市場の売上高について調査を行い、速報値を発表した。
それによると、２０１１年度の通販の売上高は、前年比９・０％増の５兆９００億円と、調査を開始した１９８２年以来、初の５兆円台を記録した。
金額ベースでは前年に比べ、約４,２００億円の増加となっている。
流通全般では、デフレなどの影響で消費低迷が指摘されているが、通販市場は、ネット通販の成長を追い風に、過去１０年で約２倍に拡大している。
一方、協会会員社の売上高の合計は３兆２３００億円で、前年度に比べて４．９%増て゜あった。
会員社では、大手総合通販、テレビ通販、並びに、メーカー系健康食品・化粧品通販企業が好調。
調査は、協会会員５０８社を対象に実施した通信販売企業実態調査に、各種調査から推計できる有力非会員約１６０社の売上を加算した推計数値となっている。
[ 2012年8月29日 ]
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