(株)松屋/自己破産へ
用紙卸業の(株)松屋(東京都中央区京橋3-6-8、代表:井坂壽)は10月4日、事後処理を塩路涼弁護士(電話06-6344-5198)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約5億円。
同社は昭和25年4月設立の洋紙卸業者。平成平成21年12期には約47億円の売上高を計上していたが、平成23年年期にはリーマン・ショックによる不況から約33億円まで売上高を落とし赤字露呈。更に先月末破綻した上武カラー印刷に大口不良債権が発生して、資金繰りに行き詰まり、今回の事態に至った。
同社は多くの顧客を有しており、民事再生で縮小均衡型の経営にシフトすれば、再建は可能であったと見られる。こればかりは経営者の判断だ。
[ 2012年10月 4日 ]
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