アイコン 新上五島広瀬トンネルの公衆災害!

投稿者=魚の目、鷹の目

新上五島、広瀬トンネルの公衆事故

トンネル3月16日午前11時頃、新上五島町小串郷で長崎県発注の主要地方道有川新魚目線道路改良工事(広瀬トンネル)を施工中の、今村組~豊建設~五島技研共同 企業体が、土砂運搬のために使用していたダンプトラックの不安全行動により、九州電力等の電線を切断して停電等の公衆事故を発生させ、第三者に迷惑をかけ ていたことが判明しました。当該工事の入札、契約の経過は、新上五島町地元の坂本組~浜田組~大宝建設共同企業体が1、781、106千円で最低価格入札 者になりましたが、1、781、120千円で入札した今村組グループより、総合評価入札方式の技術評価点が低いとの理由で、坂本組グループは契約当事者に なることができませんでした。今村組グループが14、000円高い金額で入札したのに、契約当事者になったことについて、政治介入による官製談合である と、疑惑の声が上がっていました。

常々、政治家や業界団体幹部が口癖のように言っている、地元優先発注の精神はどこに行ったのでしょうか。一方、契約議案 の議決権を持つ県議会では、主流派
の改革グループは、県民の理解が得られないと本契約議案の否決の動きを見せましたが、いつの間にか立ち消え、契約議案は可決し、本契約履行の運びとなり、 今回の第三者公衆災害を招く要因にともなりました。政官業癒着の疑惑の構図だけが残され、地元住民だけが迷惑を被り、涙を流す結果となったようです。事故 発生原因は、元請業者が優越的立場を利用して下請業者に、不当に安い価格で押しつけて発注したため採算が厳しく、無理や無謀なな施工方法や工程が招いた事 故とも言われています。事故発生後一週間を経過しました。請負業者から県土木部へ事故報告がなされていると思いますが、何の処置もなされていないようで す。公共事業の補正予算も計上され多くの工事出件されています。政治家の圧力に屈せず、原因究明と妥当な処置をすみやかに行うと同時に、再発防止策を講じ て下さい。
追記、安易に運転手を責めてはなりません。公共工事のコストを不当にダンピングさせ、労務賃金をピンハネして、この様な劣悪な労働環境に追い込んだ元請業 者、監理監督不十分な県土木部と悪徳業者に手をかす政治家を一掃しなければ解決の道は遠いと考えます。一罰百戒を希望します。

JC記者・・・百罰にしてやりたいですね。

[ 2013年3月22日 ]
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