アイコン 体罰蔓延 長崎市教育委員会に学校嘘報告 バットで何回も叩かれたのに1回と

長崎市立中学校で、野球部の顧問をしていた男性教諭が生徒に行った体罰について、学校側が実際よりも控えめに教育委員会に報告していたという保護者の指摘を受けて、長崎市教育委員会は再調査することになった。

去年12月、長崎市の市立中学校に通う当時1年生だった男子生徒の保護者から、男子生徒が、所属する野球部の顧問の27歳の男性教諭から体罰を受けたという相談が教育委員会にあったという。

 この中で保護者は、
男子生徒が打球を捕れなかった際に男性教諭からバットで太ももを何回もたたかれた。医師の診断を受けて足が疲労骨折したと学校側に報告すると「心の問題だ」と言われたと説明している。

これに対して、学校側がまとめた調査結果では、
太ももをバットで1回軽くたたいた
気持ちを強く持つように伝えたなどと表現されていたという。

学校側は、当時、男子生徒から聞き取りができなかったため、男性教諭から話を聞い
て調査結果をまとめたという。
長崎市教育委員会は、男子生徒の保護者から文書の開示を求められた際に、体罰の内容が控えめに表現されていると指摘されたことを受けて、生徒からも聞き取りを行うなど、再調査することを決めた。
長崎市教育委員会は「当初は、学校側からしか調査ができなかったためその時点で最善の調査を行ったつもりだったが調査の詰めが甘かった」といい寡言な話をしている。

<長崎新聞では・・>こちらは複数の野球部員をバットで頭叩く
長崎市立中で野球部顧問だった男性教諭(27)が、複数の部員の頭をバットでたたくなど、体罰をしていたことが3日、市教育委員会への取材で分かった。
 市教委によると、教諭は昨年5~12月、「号令の掛け声が小さい」「練習で教えたことをできない」などの理由で部員9人の頭をバットでたたくなどした。
部活動以外でも、給食の準備が遅いと言って、生徒のほおを平手打ちしていた。

昨年12月、当時中1の男子生徒の保護者が「子どもが部活動で体罰を受けている」と申告し発覚。教諭は「認識不足だった。申し訳なかった」と体罰を認めた。
教諭は4月から別の市立中に左遷させられているという。

学校の隠蔽体質は、こうした不祥事が発覚すると、学校の沽券に関わったり、PTAからどやされたり、教育委員会から左遷させられたり、出世にかかわったりするため、隠蔽するのが当たり前となっている。
校長ともなると自分の代では事なかれ主義を取り、隠蔽する。その挙句が体罰の常習やいじめなどの問題を抱え、いじめの遺言を残す自殺者が出るまで知らんふりをする。
こうした学校の校長は職を更迭するしかない。教育委員会は先生を左遷させたようだが、そうした処理は間違いだ。

[ 2013年4月 4日 ]
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