アイコン 詐欺社債販売会社の(株)K&A/自己破産申請  

社債詐欺会社(株)K&A(名古屋市中村区名駅南1-17-23、代表:安藤勇都)は6月13日、申請処理を酒井俊皓弁護士(電話052-955-2930)に一任して、東京地方裁判所へ自己破産申請した。

  負債額は約90億円。

平成21年11月に設立された投資コンサルティング会社。

同社は、名古屋本社のほか東京、神戸などでも営業拠点を設け、電話や訪問して(詐欺の)社債の勧誘を行っていたとされる。

詐欺の手口資料では「(海外投資で)年6・4%の利回りを保証する。元本割れを起こしたことはなく、いつでも解約可能」などと謳い、自社債を発行、全国で700人前後から約90億円を集めていたとされる。

ところが、同社は今年5月から配当停止、連絡が取れなくなり、同社は債権者に対して、先日「自己破産する」との通知を出していた。

同社の経営陣は、法的処理で、身綺麗(一種のマネーロンダリング)にしようとしているようだが、社債購入者たちは弁護士に依頼、弁護士は弁護団を編成して、刑事告訴や民事訴訟を検討している。しかし、集めた90億円のほとんどは既に完璧に地下に埋めてしまったと思われる。

日本の警察は、刑事告訴を受理したとしても1年後にしか動かず、金は地中深く深く沈みこんでしまう。

 同社も当然、名簿屋から名簿を購入して勧誘していたのであろう。

[ 2013年6月14日 ]
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