アイコン 岡崎市の談合 恐怖の11社 公取委が調査へ

愛知県岡崎市は1日、先月末に実施した側溝工事の一般競争入札を落札寸前に中止したと発表した。最低 価格の400万円を示した業者が提出した書類の空欄に、ほかの業者に400万円より高い価格を指示するような不審な書き込みが見つかったため。市側は「業 者間で回覧した際の談合依頼をうっかり残したのではないか。市民の理解を得られない」と判断し、公正取引委員会に通報した。

入札は専用ホームページを通して行われ、市内11社が参加した。そのうち1社が添付した工事費内訳書に「401から417でお願いします」と書いてあった。
事前に市が上限として公表した予定価格は417万円。この業者以外の10社の入札額は409万~415万円と、書き込んであった数字の範囲内だった。
市の聞き取り調査に対し、この業者は「分からない」と否認。ほかの業者は「談合はない」と否定した。
市の要綱では落札時に各業者を公表する決まりで、公取委の調査を待つ必要があるため入札に参加した業者名は公表されていない。
以上。

今後、公取委は業界自体の談合と断定することになろう。最低でも11社、調査の過程で飛び火し、ほかの建設業界も摘発される可能性もある。
高知県では、県の建設業界全体が、公取委から官庁工事の談合を摘発され、その制裁は、公取委の課徴金支払命令、県からの過去の談合案件にかかわる損害金請求、長期間の指名停止などあり、こうした制裁に耐えられず、関係業者が倒産する事態も発生している。
もういいころ加減、談合などやめた方が身のためになろう。
 
 

[ 2013年8月 2日 ]
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