アイコン 曲がる大画面ディスプレーの篠田プラズマ(株)/事業停止

曲げられる大画面ディスプレー製造の篠田プラズマ(株)(神戸市中央区港島南町4-6-7、代表:篠田傳)は19日、事業を停止した。
負債額は約10億6千万円。

今後、役員5名が残り、スポンサー企業を探して再建を目指す。

同社は、研究開発費がかさむ一方で販売は振るわず、赤字続きで資金繰りが悪化、19日に約30人の全従業員を解雇している。 
篠田プラズマ(株)は、富士通でプラズマディスプレーの開発に携わり、「プラズマの生みの親」とも言われる篠田傳会長兼社長が2005年に設立した会社。

薄さ約1ミリのフィルムを使った折り曲げ可能な大画面ディスプレーなど、独自の技術を生かし製品開発してきた。
屋外広告向けに販売を進め、関西空港や兵庫県立美術館などにも納入され、注目を集めてきた。
今春には公益社団法人発明協会が主催する全国発明表彰で「21世紀発明奨励賞」も受賞していた。
以上。

技術はあっても営業力が結果なかったのだろう。人より先に欲する顕示欲の強い中国や米国およびドバイで販売すれば注目され売れただろう。
いい商品が売れるとは限らない。常に営業力が必要であり、こうした製品は世界に売り込める営業人材力が必要ではなかったのだろうか。

[ 2013年11月20日 ]
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