アイコン C&Cサーバーにハックした1万3千口座隠し不正送金利用 トレンドマイクロ社情報提供

警視庁は30日、インターネットバンキングで他人の識別情 報を使って不正送金する事件の捜査で、国内のレンタルサーバーから、三菱東京UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行やゆうちょ銀行を含む16銀行の約 1万3000口座のIDやパスワードなどが見つかったと発表した。
何者かがネットバンキング利用者のパソコンをウイルス感染させて盗み取ったとみられ、不正アクセス禁止法違反容疑でサーバーを使っていた人物を捜査している。

昨年10月、情報セキュリティー会社のトレンドマイクロ社から情報提供を受けた警視庁が、問題のレンタルサーバーを解析したところ、IDやパスワード、預金残高などの情報が見つかったという。
その後、銀行に対象口座の利用停止を要請したが、すでに約250口座が悪用され、不正送金の被害に遭っていた。
 ネットバンキングの不正送金では、預金者のパソコンがウイルスに感染し、画面上に現れる金融機関のうそのホームページに預金者がアクセスすると、IDやパスワードが外部に送信されて盗み取られ、悪用されるケースが目立っているという。
昨年10月、情報提供受け、今頃、被害状況を発表すとは、官庁らしくまだまだトロイようだ。

C&Cサーバー:外部から侵入して乗っ取ったコンピュータを利用したサイバー攻撃で、踏み台のコンピュータを制御したり命令を出したりする役割を担うサーバコンピュータのこと。
サイバー攻撃では、同時に多数のコンピュータから攻撃させたり、攻撃元を割り出しにくくするなどの目的で、しばしば無関係な第三者のコンピュータをウイルスに感染させるなどして乗っ取り、攻撃に利用することがある。その際、侵入したコンピュータを操作したり攻撃の指示を出したりするメッセージを発信するコンピュータのことをC&Cサーバという。

[ 2014年5月 1日 ]
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