アイコン 続、コンデンサー談合カルテル ルビコン、松尾電機、エルナー、日立化成、日本ケミコンなど

公正取引委員会は24日、電子部品「コンデンサー」の販売を巡り価格カルテルを結んでいた疑いが強まったなどとして、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、コンデンサーメーカーの8社を立入検査。立入検査先は各社の本社や事業所など20数ヶ所にのぼる。
電 子部品のコンデンサーは、パソコンや携帯電話、テレビ、自動車など大半の電気・電子機器に組み込まれている。今回カルテルの疑いがもたれているのはアルミ ニウム電極を使った「アルミ電解コンデンサー」と、レアメタルの一つタンタルの電極を使用した「タンタル電解コンデンサー」。2013年のコンデンサーの 国内生産額は約4,400億円(海外生産含む日本メーカーの販売総額は8,000億円)で、うちアルミ・タンタルの両電解コンデンサーは計約1,300億 円。

これまでの判明分

日本ケミコン
パナソニック(検査先は三洋電機)
日立化成
NECトーキン
ニチコン
ルビコン
松尾電機
エルナー
以上8社(10社前後とも報道されている)。
「コンデンサー」の価格カルテルについては、米国、EU、中国、韓国などが調査に入っており、特に米国では巨額な制裁金が課せられ、場合によっては出先の担当部長らは1年以上収監されるおそれもある(成長戦略による甘ったるい日本の制度とは異なる)。
円安で有頂天になった前期の決算は、今期や来期にかけ、首を洗って待っておけよ状態、課徴金や制裁金により利益は大幅に鈍化するものと見られる。
 

[ 2014年6月25日 ]
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