アイコン NYダウ史上初の1万7千ドルの大台に乗る 好調な経済指標

3日のNYダウは、好調な経済指標の発表から変われ、92.02ドル高の17,068.26ドルと史上初の1万7千ドル台を突破した。
円も102円19銭と円安となったが、こちらは小動きのままである。

1、6月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が28万8,000人増加、伸びは市場予想の21万2,000人増を大きく上回った。

2、失業率は6.1%と、約6年ぶりの水準に改善。異例の寒波の影響で急減速した米経済が第2四半期に大きく回復し、勢いを増しているとの見方を裏付けた。

3、米供給管理協会(ISM)が3日発表した6月の非製造業景況指数は活動拡大を示し、ここ約1年では2番目に高い水準となった。6月は56.0、5月56.3と昨年8月以来の高水準だった。
新規受注 は61.2と、5月の60.5から上昇、2011年1月以来の高水準。
雇用指数は54.4と1月以来の高い水準。5月は52.4。
景況指数は57.5と5月の62.1から低下。ただ5月は11年2月以来の高水準だった。
仕入れ価格指数は61.2、5月は61.4だった。

4、米商務省が発表した5月の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易赤字(国際収支ベース、季節調整済み)は前月比5.6%縮小し、444億ドルとなった。市場予想 の中央値は450億ドルだった。前月は470億ドル(速報値472億ドル)に修正された。
輸出額 は1,955億ドルと、4月の1,935億ドルから1%増加。自動車・部品や石油製品、航空機エンジンの需要が伸びた。
輸入額 は0.3%減の2,398億ドル。石油需要が2010年11月以来の水準に落ち込んだのが背景にある。石油を除いた輸入は過去最高となった。自動車・同部品や産業機械、鉱業機器の輸入が伸びた。
 以上、
ただ、好調な経済指標により、15年6月にも金利が上昇すると予想されており、今後ドル高に振れる。

[ 2014年7月 4日 ]
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