増えるは非正規雇用ばかり 完全失業率１０ヶ月ぶり０．２Ｐ悪化、有効求人倍率
総務省が発表した６月の全国の完全失業率は３．７％で、前月比０．２ポイント悪化し、１０ヶ月ぶりの悪化となった。
先月の就業者数は６,３８９万人で、前年同月比５６万人増え１８ヶ月連続で増加した。完全失業者数は２４５万人で前年同月比▲１５万人減って、４９ヶ月連続で減少した。
この結果、季節変動要因を除いた全国の完全失業率は３．７％で、前月比▲０．２ポイント悪化し、１０ヶ月ぶりの悪化となった。
また、パートや派遣社員、アルバイトなどの非正規労働者は、前年同月比３６万人増え、１,９３６万人だった。
一方、有効求人倍率は、平成４年６月以来、２１年１１ヶ月ぶりの高い水準となった前月から更に０．０１ポイント上昇した。
新規の求人数は、前年同月比８．１％増加、医療・介護福祉が１５．３％増、製造業が１４．２％増、サービス業が９．８％増など増加している。
[ 2014年7月29日 ]
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