アイコン 吉永小百合「ふしぎな岬の物語」特別グランプリ、呉美保監督「そこのみにて光輝く」も受賞

カナダで開催されている「モントリオール世界映画祭」で、女優の吉永小百合さんが初めてプロデュースした日本映画、「ふしぎな岬の物語」がグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受賞した。
「ふしぎな岬の物語」(幻冬舎文庫)は、千葉県の岬に実在する喫茶店を舞台に、店に集う人たちと女優の吉永小百合さんが演じる女主人との心温まる交流を描いた作品で、吉永さんが初めてプロデュースした。
出演:吉永小百合、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶、笹野高史、小池栄子、春風亭昇太、井浦新、吉幾三、杉田二郎(ブラザーズ5)、堀内孝雄、ばんばひろふみ、高山厳、因幡晃、片岡亀蔵、中村丈雄、石橋蓮司、米倉斉加年(最後の出演作品)・・・
監督:成島 出(八日目の蝉など)

また、函館を舞台に大勢の市民が撮影に参加した映画、「そこのみにて光輝く」の呉美保監督が最優秀監督賞を受賞した。

「そこのみにて光輝く」(河出書房新社、三島由紀夫賞候補作)は函館出身の作家、佐藤泰志(41歳で自ら命を絶った)の小説が原作で、夏の函館を舞台に格差社会生きる若者・・・、仕事を失った男がバラックに住む女と出会い、家族のために必死な彼女をいちずに愛し続ける姿を描いている。
出演:綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉、高橋和也、火野正平、伊佐山ひろ子、田村泰二郎
監督:呉美保(オカンの嫁入り、サビ男サビ女など)

文藝作品が映画化された2作となっている。

 

[ 2014年9月 2日 ]
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