調査をした公正取引委員会中部事務所によると、同社は町内で旅館３軒を経営。旅館「いち豆（ず）」では２０１２年１１月中旬～１４年３月１７日、三つの貸し切り浴場について、「１３００メートルの地下より涌き出る良質な温泉」などとサイトに記載。しかし、実際は調査で水道水を温めたものとわかった。
また、旅館「豆千本館」では、２０１２年１０月頃～１４年１月上旬、料理に「ジューシーな地元和牛の知多牛」を使っているとサイトに表示。
旅館「豆千待月」も２０１３年１０月頃～１４年２月末、料理に天然トラフグを使用していると掲載していた。しかし、それぞれ豪州産の輸入牛肉、養殖トラフグや安価なゴマフグを使っていたという。
天然トラフグの市場価格は１キロ当たり８０００円前後が中心だが、養殖トラフグは同３８００～４５００円ほど、ゴマフグは同１０５０円ほどだったという。
以上、
フグは天然もののトラフグが最高級であるが、素人ではフグ刺でも、毒もない一番安価な類のカナトフグと区別がつけられないが実情だ。