アイコン サムスン電子/第3・四半期 スマホ部門前年比▲74%の急落  全体は▲60%減

サムスン電子の営業利益については、ほぼ速報どおりであるが、詳細が判明した。
サムスン電子が30日に発表した7~9月期の営業利益(確報値)は4兆600億ウォン(約4200億円)だった。前期の7兆1900億ウォンに比べ▲43.5%減、前年同期の10兆1600億ウォンに比べ▲60.1%減となった。
営業利益が5兆ウォンを下回るのは、2011年10~12月期以来、約3年ぶり。営業利益は今月初めに発表した速報値より▲400億ウォン減った。
売上高は、47兆4500億ウォンだった。前期より▲9.4%減、前年同期比▲19.7%減となった。

スマートフォン事業のITモバイル(IM)部門の営業利益は前期比60.5%減の1兆7500億ウォンだった。同部門の営業利益は今年1~3月期に6兆4300億ウォンを記録したが、4~6月期に4兆4200億ウォンに減少したのに続き、今回は1兆ウォン台に急落した。前年同
スマートフォン販売量は小幅増えたものの、中低価格帯製品の割合が増えた上、従来製品の価格が下落し、平均単価が下がったと、サムスン電子は分析した。

<半導体部門が支え>
 半導体とディスプレーを担当するDS(部品)部門の営業利益は2兆3300億ウォンで、前期(2兆900億ウォン)より業績が改善した。特に半導体は2兆2600億ウォンの営業利益を上げ、全体の業績が振るわない中、健闘した。
すこぶる好調と聞くTVなど家電の消費者家電(CE)部門の営業利益は500億ウォンだった。
なお、直近為替相場は、1ウォンは0.103円、0.000949ドルとなっている。

[ 2014年10月30日 ]
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