アイコン ディー・エヌ・エー/中間決算 大幅減収減益 DL型課金ゲームに喰われる

ディー・エヌ・エーが7日発表した2014年4~9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比▲50%減の92億円だった。
スマホ向けゲームで目立ったヒット作がなく、収益の柱となる課金収入が減った。
 売上高にあたる売上収益は▲28%減の718億円、営業利益は▲53%減の149億円だった。
同社の主力であるインターネット閲覧ソフトを使ったゲームは、スマホにダウンロードして遊ぶゲームアプリに人気が集まる流れが続き、利用者離れに歯止めがかからなかった。販促費や広告費を低減したが、補えなかった。

日経電子版によると通期の業績予想は、売上収益は▲25%減の1066億円、営業利益は▲53%減の206億円、純利益は▲54%減の120億円となっている。しかし、公表されておらず、下半期の売上高が約300億円まで減ずることになっており、不明な点も多い。

この世界は、ヒット作次第。

ヒットし課金がザクザク入れば、その資金をゲーム開発の再投資に廻せ、優位性が生じる。しかし、優位性で生じた作品もヒットしなければ激落する世界だ。

最近TV-CMも見かけなくなったが、それほどヒット作がなかったのだろうか?

連結/百万円
売上高 
営業利益
税前利益
株主利益
14年3月期Q2
99,802
32,058
32,733
18,487
15年3月期Q2
71,826
14,980
15,856
9,251
15年Q2/14年Q2比
72.0%
46.7%
48.4%
50.0%
15年3月期予想
 
 
 
 
15期予想/14期比
 
 
 
 
14年3月期
181,313
53,198
54,920
31,661
13年3月期
202,467
76,840
79,215
45,581
12年3月期
145,729
63,415
62,660
34,485
アメリカ基準
[ 2014年11月 7日 ]
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