アイコン シャープ/欧州から家電撤退  今期特損143億円計上 今期予想の変更なし

再建中のシャープ、責任逃れ・足の引っ張り合いからいつまでたっても低迷し続ける欧州経済、将来性はあるものの眼下赤字の欧州家電事業(生産と販売)から撤退する。
シャープは19日、欧州での液晶テレビと白物家電の生産・販売から撤退することに伴い、2015年3月期連結決算で計143億円の特別損失を計上すると発表した。

上半期(4~9月)にすでに▲57億円の特別損失を計上しており、下半期にも撤退損として85億円を追加して特損計上する。
 19日の取締役会で、ポーランドの液晶テレビの組み立て工場をスロバキアのメーカーに売却することを正式に決めた。工場の売却や販売会社の人員整理などに伴う新たな損失が発生した。
シャープは、15年3月期の業績予想には織り込んでおり、連結売上高2兆9,000億円、税引後利益300億円の予想は据え置いた。

 

[ 2014年12月20日 ]
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