追報:(株)ジョー・コーポレーション/事業停止 民事再生断念
元分譲マンション開発業者で建築業の(株)ジョー・コーポレーション(愛媛県松山市来住町1344-1、代表:中岡大起)は2月25日、事後処理を小林弘明弁護士(電話03-5537-2888)に一任して事業を停止した。
民事再生申請時の負債額は約90億円(2009年1月)。
第一次ユーザー向けに一回り小型の分譲マンション開発を西日本地域で行い、また、建築工事も手がけ、一時は350億円前後の売上高を計上していたが、リーマンショックでマンションが売れず、2009年1月負債額約90億円を抱え、民事再生法の適用申請し経営破たんを表面化させた
民事再生中で分譲マンションからは撤退、2015年12月期には売上高は50億円前後計上していた。しかし、以前から安値受注で知られ、労務費や資材コストが上昇する中、採算性を更に悪化させ、経常利益段階で2億25百万円の赤字を露呈させ、資金繰りにも行き詰まり今回の事態に至った。
(株)ジョー・コー゚レーションの財務内容と業績 平成25年12月期 /千円
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科目
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金額
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科目
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金額
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流動資産
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615,260
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流動負債
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1,777,015
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固定負債
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508,688
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固定資産
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436,517
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自己資本
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-1,233,926
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(資本金)
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90,000
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資産合計
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1,051,777
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負債+資本計
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1,051,777
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売上高
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粗利益
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経常利益
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自己資本率
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5,227,905
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576,581
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-225,108
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債務超過
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・建築業。民事再生下であり、財務内容の実態が分かりにくい。
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[ 2015年2月25日 ]
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