アイコン ローム/マレーシア工場に新工場増設 ダイオード増産

カスタムLSI世界首位で、ダイオードなど半導体素子や抵抗器製造のロームは11日、ダイオードなどを生産するマレーシア工場に新棟を建設すると発表した。
生産設備を含めた投資額は約200億円、2016年8月に完成予定。
需要が伸びているスマホ用などのダイオードを増産し、小型機器向けダイオードの世界シェアを19%から20年3月期に30%に引き上げる。
新棟は、地上3階建て、延べ3万8千平方メートル。

基盤上に並ぶダイオードの素子を切り分け、パッケージ化する後工程を担う。高効率の製造装置を導入し、同工場での生産数量を現在の約2倍に増やす。

小型機器向けの小信号ダイオードをめぐっては、生産を縮小する競合メーカーがある一方、ロームは既存設備を更新するなどし、現在トップの市場シェアを拡大する戦略を進めている。 

ダイオードは、中国や韓国、タイ、フィリピンでも生産しているが、ロームは小信号ダイオードに強みを持ち、人材が安定的に確保できるマレーシアでの新工場建設を決めた。
電流を一方向に流すダイオードは、種類によって電気信号のノイズを吸収したり、電圧を一定に保ったりする機能がある。
以上、

ロームは、売上高が3,310億円ながら自己資本は6,629億円、自己資本率87.9%、無借金会社の超優良企業の一社である。

[ 2015年3月12日 ]
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