アイコン 液体パック洗剤10ヶ月で152件の幼児事故 /外資P&Gにへっぴり腰の消費者庁

液体パック洗剤消費者庁と国民生活センターは18日、液体入りパック型 洗剤を誤って飲み込むなどの事故が、国内で販売が始まった昨年4月~今年1月に152件あったと発表した。うち110件は3歳以下の事故で、担当者は「子 どもの手の届かない場所に保管してほしい」と注意を呼び掛けている。
 152件のうち104件は洗剤を飲み込んだり、口に入ってしまったりした事故。目に入ったケースも46件あった。
8人が入院し、うち2歳児1人に急性薬物中毒の症状が出た。
洗剤を包むフィルムは水溶性で、実験をしたところ、強い力でなくても破れた。子どもが口の中でかめば中身が漏れ出す恐れがあるという。

<P&Gに舐められた消費者庁>外資に弱い消費者庁
2014年7月26日の朝日新聞の報道
洗濯用のパック型液体洗剤を子どもが誤って口に入れるなどの事故が今年4月の発売以降、相次いでいることがわかった。
日本中毒情報センターには3ヶ月間で24件の事故の情報が寄せられた。(2014年7月)25日、東京都内で開かれた日本中毒学会で発表した。
 この洗剤は、生活用品大手「P&Gジャパン」(本社・神戸市)の「ジェルボール」という形状のもの。
水に溶ける透明フィルムで洗濯1回分の液体洗剤を包んでいる。
計量の手間が省け、液だれもなく使うことができる。
1個の大きさは、縦約4センチ、横約3・5センチ、高さ約2センチ。一口大のゼリーのようなお菓子にも見える。
「中毒110番」(072・727・2499)で相談を24時間受け付けている。

■消費者庁、発売前に対策求める
 P&Gジャパンによると、欧米では複数社が同種の商品を販売していて、英国ではシェアの2割を占めているという。海外では子どもの誤飲事故が多発し、同社も日本での販売前に認識していた。
 消費者庁も販売前から、同社に複数回、懸念を伝え対策を求めていた。これに対し同社は、容器に誤飲の注意書きを記し、容器のふたのツメを増やして海外の商品よりも子どもが開けにくくするなどした。P&Gの海外の商品は、一個の形状を大きくするなどの対策をとっているという。
以上、
幼時の事故が多発している現状に対し、外資に対してへっぴり腰の消費者庁は何しているのだろうか。


 

[ 2015年3月19日 ]
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