内需のうち、

製造業向けは前年同月比２５．１％増、
非製造業向けは同増８２．５％、
官公需向けは同増１１．３％、
代理店向けは同▲２．３％減だった。
　ボイラ・原動機（９０．８％増）、鉱山機械（１１５．５％増）、化学機械（６．０％増）、タンク（３２．２％増）、プラスチック機械（２３．２％増）、ポンプ（２３．４％増）、圧縮機（８．７％増）、送風機（３．５％増）、運搬機械（７５．５％増）、変速機（１７．３％増）、金属加工機械（６４．４％増）、その他機械（１２．１％増）の１２機種すべてで増加した（括弧の数字は前年同月比）。

　外需は、１，２３８億６，５００万円、前年同月比▲４７．７％の大幅減となった。
　プラントは、２件、１７１億８，８００万円、前年同月比▲７３．８％減となった。
　増加した機種は、ボイラ・原動機（３．９％増）、鉱山機械（２５２．２％増）、プラスチック機械（２８．４％増）、ポンプ（５１．８％増）、運搬機械（４０．６％増）、変速機（６４．８％増）の６機種であり、
減少した機種は、化学機械（▲８６．４％減）、タンク（▲９６．９％減）、圧縮機（▲２２．０％減）、送風機（▲８１．２％減）、金属加工機械（▲１９．９％減）、その他機械（▲９．９％減）の６機種であった（括弧の数字は前年同月比）。

＜個別の増減要因＞
ボイラ・原動機は、電力の増加
鉱山機械は、窯業土石、その他製造業、建設、外需の増加
化学機械（冷凍機械を含む）は、外需の減少
タンクは、外需の減少
プラスチック加工機械は、化学、外需の増加。
ポンプは、官公需、外需の増加
圧縮機は、外需の減少
送風機は、鉄鋼、外需の減少
運搬機械は、情報通信機械、造船、運輸・郵便、外需の増加。
変速機は、鉄鋼、情報通信機械、外需の増加。
金属加工機械は、鉄鋼の増加
以上、
なお、1・２月は春節の関係があり、３ヶ月間を見た場合１２月と１月は次のとおりとなっている。

＜１月間受注状況は＞
１月の受注高は５，５２０億１，４００万円で、前年同月比６０．０％増。
内需は、２，１８１億７，７００万円で、前年同月比▲１２．２％。
外需は、３，３３８億３，７００万円で、前年同月比２４５．８％増。

＜２０１４年１２月の受注状況は＞
１２月の受注高は４，８２８億２，４００万円、前年同月比２１．８％増。
内需は、３，１２８億３，８００万円、前年同月比２５．６％増。
外需は、１，６９９億８，６００万円、前年同月比１５．４％増。

２月の外需が減ったのは、１月の大幅増の反動とも見られ、３月の外需受注動向を注視する必要がある。