大阪桐蔭中学・高校を巡っては、学校法人の第三者委員会の調査で、保護者から集めた模擬試験の受験料や教材費などを学校法人の会計とは別の複数の口座で管理し、５億円を超える裏金があったことが明らかになっている。

調査結果によると、前校長は調査に対し、裏金とされる別口座について「口座の性格などは知らず、そこから個人の口座に送金されるとは思っていなかった」などと説明しているという。
大阪産業大学教職員組合の高神信一執行委員長は、「学校法人大阪産業大学の対応は鈍く、自浄能力が完全に失われており、真相究明を司直の手に委ねたい」と話している。
告発について、学校法人大阪産業大学は「現在、事実を確認中で、コメントは差し控えたい」としている。
以上、報道参照

有耶無耶にすることが必要なのだろう。
委員会の調査で裏金全額が明らかにされない以上、５億円の一部が理事など中枢や政治資金などへ流れた可能性も否定できなくなってくる。また、５億円に限らず、以前から行われこうした巨額の裏金がプールされていた可能性も否定できない。
明らかにされない限り、文科省からの補助金が全額カットされる可能性もあり、少子化の中、法人経営にも支障をきたすおそれがある。
学校法人大阪産業大学は、自浄能力ですべてを解明し公表すべきだ。