アイコン ノキアがアルカテル・ルーセントを買収 通信設備機器で第一位に

大手携帯電話通信設備メーカーのノキアは15日、同業のアルカテル・ルーセントを株式交換により買収すると発表した。
買収額は、156億ユーロ(約1兆9700億円)規模。経営統合で規模を拡大し、携帯電話を中心とした通信インフラ事業を強化する。
 ノキアは、携帯電話の通信設備で、スウェーデンのエリクソンや中国の華為技術(ファーウェイ)と世界市場で競い合っている。
主力の米国や中国で顧客基盤を増強し、次世代携帯電話の無線通信などの研究開発を加速させる方針。
 アルカテル株1株に対し、新たに発行するノキア株0・55株を割り当てる。
 国家挙げての華為技術の猛追に、対抗できる体制作りを狙ったものと見られる。

<アルカテル・ルーセント>
フランスのアルカテル・ルーセントは、1898年アルザス電信電話会社として創業。2006年12月1日に米ルーセント・テクノロジーと合併し、現在の名称に変更した。
通信事業者やプロバイダ、一般企業に対する通信インフラ、システムを世界規模で提供し、固定通信および移動通信向けブロードバンドインターネット接続、アプリケーションの分野において主導的な地位を占め、宇宙事業や軍用通信分野にも進出している。世界130ヶ国以上でビジネスを展開するグローバル企業である。

<ノキア>
フィンランドのノキアは、携帯電話で首位であったが、スマホに乗り遅れ敗退、携帯端末事業はマイクロソフトに売却し、携帯電話の通信設備に特化している。当市場ではエリクソンに次ぎ世界第2位。

 

[ 2015年4月16日 ]
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