アイコン アシアナ航空の最近の事故や問題

アシアナ航空では今年に入っても機体の欠陥が相次いで発生しているという。

1、3月には、仁川発東京行の旅客機が、離陸前の整備中に機体の異常が発見され、出発が3時間も遅れた。

3、2月には、釜山市の金海国際空港からサイパンに向かった旅客機が、飛行中に油圧系統の異常が見つかったため引き返した。

4、2月には、サンフランシスコに向かった旅客機でエンジンの異常を示す表示が出たため関西国際空港に緊急着陸した。

2014年のアシアナ航空の国際線で遅延や欠航が発生した比率は0.36%で、大韓航空(0.14%)の2倍以上に達したと韓国で報道されている。

2014 年4月19日 、 アシアナ航空603便エンジントラブル(仁川からサイパンへ向かっていたアシアナ航空603便(ボーイング767-300)が飛行中、福岡上空付近でエン ジンの警告ランプが点灯し異常を通知されていたにもかかわらず、飛行を継続し目的地まで飛行したとして、韓国の運輸当局から処分された。

<重大事故>
1、2013年7月、アメリカ・サンフランシスコ国際空港で、ボーイング777型機が着陸に失敗し、中国人の女子高校生3人が死亡、187人がけがをする事故を起こしている。

2、2012年8月、 アシアナ航空231便機体動揺事故 (エアバスA330-300、3名負傷 午後3時20分頃、ハワイ・ホノルル発ソウル行きの便が、島根県上空40,000フィート付近で乱気流に巻き込まれ乗客2人が骨折などのけがをした。事故後の調査で、事故当時同機操縦室の気象レーダーの電源が切られていたことが判明している。

3、2011年、韓国の仁川空港から上海に向かっていたアシアナ航空の貨物機が、朝鮮半島の南にあるチェジュ島(済州島)の沖合の海上に墜落している。
以上、

今回のアシアナ機の着陸失敗は、どんな状況の変化であれ、パイロットは飛行機の安全な着陸を第一とし、想定外に高度(飛行機に高度計あり)が下がった場合や視界が悪くなった場合、一度上昇して再着陸を試みるのが必要であったかと思われる。

当時の空港周辺天気は雨模様(強い雨ではない)で積乱雲があったとされる。着陸5分前には視界が1800メートルあり、管制官も着陸許可を出し、着陸体制に入り、高度300メートルあたりから急に視界が悪化したとされる。
パイロットは視界が悪化したまま、高度を下げすぎ、6.3メートルのILSアンテナに飛行機の車輪が接触、車輪にアンテナの一部が絡んだまま着陸し、事故になったとされている。

 視界が急に悪くなった場合は、パイロットは再上昇して安全を確保すべきだったと思われる。

当時の空港周辺の気象データ(天気・風向き・風速など)の詳細を、国交省に問い合わせたが、担当部署は、運輸安全委員会にすでにデータが回わされており、お答えできないとの事であった。

<結論推定>
積乱雲のダウンバーストにより飛行機が下に押し下げられ、高度を異常に下げたという結論に達するかもしれない。その前の視界が悪化した場面で再上昇すべきだったのでは・・・。

 以前、丘陵地帯にある鹿児島空港へ向かう飛行機が、着陸を何回も試みていたが、乱気流でストンストン落ち最後はストーンと落ち悲鳴声も出るほどであった。それはそれは怖かった。その飛行機は飛行場が雲間に見えていたにもかかわらず着陸を断念して引き返してくれた。
 

[ 2015年4月16日 ]
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