アイコン スーパーゼネコンの鹿島建設/3月決算 海外土木工事と建築で大赤字露呈

 

同社は当期について、建設事業の連結受注高は前期比▲6.3%減の1兆4748億円となった。
売上高は海外子会社の完工が増加し、前期比11.3%増の1兆6936億円となった。
利益面では、本体も海外土木工事で採算が悪化し、営業利益は前期比▲44.9%減の126億円となり、経常利益は同比▲20.9%減の213億円となった。
当期利益については、証券売却を特別利益に計上して税制改正に伴う繰り延べ税金資産の取り崩しを行ったことにより、前期比▲27.0%減の151億円になったとしている。
以上、

一昨年前なら理解もできるが、今時、建築工事で赤字とはどうしたんだろうか。
除染工事では下請けに弄ばれており、鹿島の威厳など空威張りになりつつある。
№1プレーヤーに復帰するには、原価管理のできる幹部および経営陣に変更する必要があるのでは・・・、それに今時、受注も減らしており、営業部門も何かおかしい。
 
 
売上高
営業利益
 
億円
前期比
億円
前期比
土木事業
2,764
-7.5%
-155
350億円利益
建築事業
7,808
13.2%
-234
▲316億円
開発事業
837
46.5%
209
1200.0%
国内関係会社
3,664
8.4%
191
65.8%
海外関係会社
3,401
28.9%
111
69.7%
海外土木事業は利益を先計上していたのでは・・・
 
2015年3月期末現在の受注状況(前年同期比較) ・単体
 
2014/3期  
2015/3期  
 
 
 
受注/百万円
受注/百万円
増減率
土木
官庁工事
212,166
210,123
-1.0%
民間工事
128,427
129,455
0.8%
合計
340,593
339,578
-0.3%
建築
官庁工事
162,777
98,968
-39.2%
民間工事
679,040
643,567
-5.2%
合計
841,817
742,535
-11.8%
官/民
官庁工事計
374,943
309,091
-17.6%
民間工事計
807,467
773,022
-4.3%
国内受注計
1,182,410
1,082,113
-8.5%
海外土木
28,643
329
-98.9%
海外建築
12
2
-83.3%
海外受注計
28,655
331
-98.8%
開発事業
53,607
111,367
85.7%
その他
0
0
0.0%
受注総合計
1,264,672
1,193,811
-5.6%
2014年期と2015年期期末の受注繰越高(受注残高)
 
 
前期受注残
今期受注残
増減率
土木
官庁工事
291,319
336,773
15.6%
民間工事
138,504
141,111
1.9%
合計
429,823
477,884
11.2%
建築
官庁工事
193,495
192,844
-0.3%
民間工事
757,846
720,194
-5.0%
合計
951,341
913,038
-4.0%
官/民
官庁工事計
484,814
529,617
9.2%
民間工事計
896,350
861,305
-3.9%
国内受注残計
1,381,164
1,390,922
0.7%
海外土木
49,426
64,843
31.2%
海外建築
0
0
 
海外受注残計
49,426
64,843
31.2%
開発事業
17,265
44,890
 
その他
0
0
0.0%
受注残高合計
1,430,590
1,500,655
4.9%
 
連結/百万円
売上高  
営業利益
経常利益
当期利益
13年3月期
1,485,019
18,469
24,633
23,429
14年3月期
1,521,191
23,007
27,006
20,752
15年3月期
1,693,658
12,665
21,365
15,139
 15期/14期比
11.3%
-45.0%
-20.9%
-27.0%
16年3月期予想
1,750,000
40,000
43,000
25,000
 16期予/15期比
3.3%
215.8%
101.3%
65.1%

 

[ 2015年5月14日 ]
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