アイコン 静岡県上半期倒産2年連続減 負債額は前年比3割増加

静岡新聞によれば、民間調査会社の発表で2015年上半期(1~6月)の静岡県内企業倒産件数(負債総額1千万円以上)は、前年同期比16 件減の133件、大型倒産が3件あったために負債総額は268億3千万円の26・8%増となった。

上半期倒産2年連続減 「予備軍は依然多い」 静岡県内  (@S[アットエス] by 静岡新聞) - Yahoo!ニュース

民間調査会社の東京商工リサーチ静岡支店が7日発表した2015年上半期(1~6月)の静岡県内企業倒産件数(負債総額1千万円以上)は、前年同期比16件減の133件、負債総額は26・8%増の268億3千万円だった。景気の緩やかな回復を背景に、倒産件数は上半期ベースで2年連続で減少した。
 同支店の担当者は「倒産発生は減少傾向にあるが、体力が脆弱(ぜいじゃく)な中・小規模事業者を中心に倒産予備軍は依然、多い」と指摘している。
 負債総額は、10億円以上の大型倒産が3件発生し、全体額を押し上げた。地区別の倒産件数は東部が50件(7件減)、中部42件(8件減)、西部41件(1件減)。業種別では建設業が36件(4件減)と最も多く、サービス業他が27件(4件減)、製造業25件(9件減)と続いた。
 静岡商工データのまとめでは、倒産件数は28件減の129件、負債総額は26・3%増の280億8700万円だった。同社は「大企業は業績改善が目立つが、中小・小規模企業の多くは原材料価格の上昇などで回復が遅れている」と語った。

 東京商工リサーチ静岡支店が同日発表した6月単月の倒産件数は前年同月比10件減の21件、負債総額は112・0%増の86億100万円だった。
 静岡商工データのまとめでは倒産件数は11件減の17件、負債総額は157・2%増の88億1500万円。

[ 2015年7月 8日 ]
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