アイコン 第三セクターの秋の宮山荘 11月末で休業 会社清算へ 秋田最古の温泉郷

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秋田県湯沢市が筆頭株主の第三セクター(株)秋の宮山荘(秋田県湯沢市秋ノ宮字殿上1 番地1、代表:柿崎満郎)が、同市秋ノ宮の温泉宿泊施設「県営秋の宮山荘」を11月末で休業する意向を県に市に報告、今後、清算する方針。

施設は県所有で、同社が県の指定管理者として経営している。
東日本大震災などの影響で、宿泊者数が減少し続けて赤字が解消されず、業務継続が困難になった。

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同社の2014年度の決算では、累積赤字が2億87百万円に達し、純資産も債務超過の▲1億54百万円となっており、湯沢市は秋の宮山荘に貸し付けていた1億80百万円が回収困難となる。 また、湯沢市は、同社に対して資本金13,300万円のうち69.9%の92百万円を出資しており、この出資金も紙切れとなる。
同社は、2014年度は地方公共団体からの補助金・委託金を17百万円貰っていた。
 同社の指定管理者としての契約は来年3月末で満了予定だった。

秋の宮温泉郷は秋田県最古の温泉地として知られる桃源郷、紅葉の名所として知られ、同社としては最後のシーズンを迎える。その後は、年末年始の予約のキャンセル対応、パートを含む従業員42人の再雇用対策が当面の課題となる。

県によると、2016〜20年度の指定管理者の募集は既に終了しており、応募はあったというが決定はしていない。16年度以降の営業がどうなるかは現在のところ不明となっている。

[ 2015年10月23日 ]
 

 

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