アイコン 医療機器卸の「(株)バンドー」(大阪市)/自己破産へ

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医療機器卸の(株)バンドー(大阪市中央区釣鐘町2-3-9、代表:板東正勝)は12月16日事業停止、事後処理を濱和哲弁護士(電話06-6222-5755)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約10億円。

同社は昭和21年創業の医療機器卸業者。大学病院や国立・自治体病院などを顧客に、医療機器や検査用機器、ガーゼなど消耗品、電子カルテなどのコンピュータシステムなども手がけていた。リーマンショック前は27億円超の売上高を計上していた。

しかし、国や自治体の施策で病院予算が大幅にカットされ、医療器具などの新規投資が大幅に後退、消耗品などの発注も小ロットになり、同社は売り上げ不振、在庫増にさいなまれ、最近では20億円台まで落ち、資金繰りに窮するようになっていた。

 

[ 2015年12月17日 ]
 

 

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