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ドーピング検査で陽性反応を示した北京五輪競泳の金メダリスト、韓国の朴泰桓(25)が病院側から筋肉の発達や骨格の増強を促す男性ホルモン注射の投与を受けていたことが27日分かったと朝鮮日報が次のとおり報道している。

韓国の検察は27日、朴に注射剤を投与した病院の診療記録を確保し、本人を含む関係者への事情聴取を行った結果、投与の事実を確認したと発表した。

ソウル中央地検は朴が昨年7月末にソウル中区の病院で打たれた注射が原因で、ドーピング検査で陽性反応を示したとみて、病院側に対する司法処理を検討している。検察は朴が注射の成分などを知らずに、投与を受けたとみている。

大韓水泳連盟は同日、昨年秋の仁川アジア大会前に受けた国際水泳連盟(FINA)のドーピング検査で朴に陽性反応が出たと伝えた。昨年12月にFINAから通告を受けたという。朴の所属事務所のチームGMPは、朴泰桓は2014仁川アジア大会に参加するため、約2ヶ月前の昨年7月、オーストラリアでのトレーニングを終え帰国した際、ある病院で無料でカイロプラクティック(手で神経や筋肉を圧迫し、体調を改善する治療法)とケアを受けた。朴泰桓はその病院でカイロプラクティックを終えた後、注射を1回受けたという。この病院で打たれた注射が陽性反応の原因だと説明している。
この病院で注射を受ける際に成分や禁止薬物が含まれていないかについて何度も確認したが、担当医師は問題ないと主張したという。

朴泰桓側はこのほど、この病院を傷害容疑などで告訴。ソウル中央地検はこれを医療事件の捜査を担当する刑事2部に割り当て、早速捜査を進めているもの。
朴泰桓は仁川アジア大会の期間中に実施されたドーピング検査では何故か引っかからなかったという。
以上、
朴泰桓選手は金メダリストで韓国を代表するスイマー、仁川アジア大会では金メダルを逸している。