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人気ブランドの大手ベビー用品メーカーの製品として販売されている、子ども用の「抱っこひも」のうち、正規でないショッピングサイトで販売された商品の半数以上が偽造品であることがわかったと報道されている。
こうした模造品は、子どもを支えるベルトの強度が安全基準を下回っている物が含まれていることが明らかになった。
偽ブランド品の排除活動をしている社団法人は、乳幼児の落下事故につながるおそれがあるとして早急な対策の必要性を指摘している。

偽造品が見つかったのは、アメリカに本社がある大手ベビー用品メーカー、「Ergobaby」の抱っこひも。
国内でも人気のブランドだが、横浜市にある輸入代理店が正規店以外のインターネットのショッピングサイトで、このメーカー製として販売されていた抱っこひもを無作為に25個購入して調べたところ、約6割に当たる14個が偽造品だったという。

さらに偽造品の強度を調べたところ、子どもを支える腰や肩のベルトの強度が安全基準を下回っている物が複数あることが分かった。

抱っこひもを巡っては、使用中に乳幼児が落下する事故が相次ぎ、東京都やメーカーなどで作る協議会が、各メーカーに対し製品の改良とともに正しい使い方を利用者に呼びかけるよう求めてきた。
しかし、そもそも強度が不足した偽造品が横行していることが明らかになったことで、偽ブランド品の排除活動をしている社団法人、「ユニオン・デ・ファブリカン」では、偽造品が落下事故につながっているおそれがあるとして、早急な対策の必要性を指摘している。

【国内シェア50%以上の人気】「Ergobaby」は、アメリカに本社がある大手ベビー用品メーカー。
国内では、平成20年に横浜市に唯一の正規代理店、「ダッドウェイ」を設立し、ベビー用品の本格的な販売を始めた。
抱っこひもについては、小さな子どもを持つ母親からは、肩と腰への負担が小さい、長く使用できるなどとして人気が高く、代理店によると、抱っこひもの国内シェアは最も高く、50%以上を占めているという。
正規品の抱っこひもは1万4500円から2万円で販売されているが、今回、判明した偽造品はショッピングサイトで3500円から9980円で販売されている。

調査をしたダッドウェイは「偽造品は精巧に作られている物も多く、購入の際には正規店で取り扱っている商品かどうか確認してほしい。悪質な販売業者については警察に通報するとともに、偽造品が流通しないための対策を検討していきたい」としているという。
以上、

中国のネット販売の元締めのアリババ(日本の楽天のようなネット百貨店)は、先般、中国当局は、アリババが、模造品販売を続けているとして、警告をされ、株価が一時急落した。模造品販売大国の中国でもこうした当局の動きとなっているが、日本の消費者庁は重箱の隅を突くことばかりしかしておらず、廃庁すべき存在だ。

ダッドウェイのサイト
http://www.dadway.com/news/topics/#/entry-500