大分県警は１２日、宇佐市内の病院で事務長だった長岡伸行容疑者(４８)が、病院の医薬品を業者に横流しして、約７２０万円を得ていた疑いが強まり、業務上横領の容疑で逮捕した。

長岡元事務長は、平成８年４月から宇佐市内にある病院に勤務していたが、事務長だった平成２０年４月から、平成２１年３月までの間に医薬品１５２点を、東京の医薬品買い取り業者に勝手に販売し、その利益、７２０万円余りを得ていたとして業務上横領の疑いが持たれている。長岡元事務長が、平成２４年１月に病院を退職したあと、医薬品の在庫などに不審な点があったため、病院関係者が警察に相談していたが、その後、長岡元事務長の関与が強まったため逮捕した。
調べに対して容疑を認めているという。

長岡元事務長は、事務長になる前の事務課長時代から長年にわたって医薬品の発注や保管などをほぼ１人で担当していた。警察では医薬品をあらかじめ水増しして仕入れたあと、その分を横流ししていたとみている。被害総額は、時効が成立している分も含めると1億円近くにのぼるとみられ警察は動機や余罪について詳しく調べることにしている。
以上、

悪いことはできん。