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宮崎大学は、指定管理者として、赤字経営が続いている宮崎市立田野病院の運営を4月から行うことになった。国立大学が指定管理者として病院を運営するのは全国初。

宮崎市立田野病院の現在の常勤医は外科の2人と放射線科の1人の計3人と少なく、医師不足の影響から赤字が続いていて、昨年度も約1億8800万円の赤字。

宮崎市は、赤字の原因となっている医師不足を解消して経営を改善しようと、指定管理者を募集、宮崎大学を指定管理者に選出した。
宮崎大学は来月1日から20年間にわたって、田野病院の管理・運営を行うことになっていて、まず、常勤医を増やしたうえで現在、年間20件ほどの手術の件数を200件程度に引き上げ、病床の稼働率などを高める計画で平成29年度には黒字に転換させる方針。
宮崎大学は、永続的な医療サービスを提供するとともに医師不足の解消にもつなげたいとしている。
以上、

田舎に行くほど総合病院は、医師不足に悩まされている。大学病院も地域医療に貢献しているが限られたものであり、こうした宮崎大学の取り組みは表彰ものだ。