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警視庁は10日、指定薬物などの成分を含む危険ドラッグをネットサイトを通じて販売していたとして、サイトの運営者の男など5人が逮捕した。
このグループが危険ドラッグのネット販売の最大手で、これまでに少なくとも十数億円を違法に売り上げていたとみて捜査している。1人は認め、4人は容疑を否認しているという。
逮捕されたのは埼玉県三郷市の無職、横内雅史容疑者(33)など計5人。

今年2月~3月にかけ、指定薬物や麻薬の成分を含む危険ドラッグの植物片を販売していたとして、医薬品医療機器法違反などの疑いがもたれている。
横内容疑者は、危険ドラッグを販売するサイトを6つ運営し、電話で注文を受けたあと、郵送や直接自分たちで届ける方法で販売し、事務所として使っていたアパートの1室や倉庫には危険ドラッグ約700点が見つかったという。

ネット上で売られていた危険ドラッグ全体の半数以上を販売していたとみられるということで、警視庁はこのグループが危険ドラッグのネット販売の最大手で、この1年半の間に少なくとも10数億円を違法に売り上げていたとみて捜査している。