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医療関係者で新たな感染者1人が発生、サムスンソウル病院の医師で、MERS感染者と接触した後、自宅隔離中に陽性と判明した。それに関係したのか別なのか不明ながら多くの隔離対象者がまた発生している。前日比で267名が解除となっているにもかかわらず289人が増加しており、556人も新たに隔離対象者が発生したことになる。

MERS封じ込めがなかなか進まないようだが、感染者1発生ごとに接触者を完全隔離して感染が治まるのを待つしかない。
それにしても今回感染した医師は、いつ感染者と接触していたのだろうか。サムスン病院では14日には外来が閉鎖されている。
報道では、サムスン病院の医師含む医療関係者にMERSコロナウイルス対策の防護服が配られたのは6月17日と報道されている。6月2日には同院の医師が最初に感染していた。
サムスン病院の院長は感染症の世界的な権威と韓国では報じられているのであるが・・・。
韓国一最先端医療を施すとされるサムスンソウル病院は感染症に対しては、意識・知識・防具など100%無防備だったようだ。

2015年6月26日 韓国MERS感染状況 /人
韓国保健福祉部
 
前日比
 
累計
感染者発生数
1
感染者累計数
181
死亡発生数
2
死亡者累計数
31
感染解除
8
解除者累計数
81
感染治療中
69
うち不安定
13
感染者内訳:入院患者82人(45.6%)、家族・見舞客・訪問者64人(35.6%)、医師6名含む医療スタッフ35人(18.8%)
6月26日の隔離対象者
26日隔離者増減数
289
隔離者数
2,931
これまでの隔離対象者合計15,134人、うち解除者12,203人