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共産党県委員会(菅原則勝委員長)は機関紙の売り上げなど党の活動費約98万円を着服したとして、同党盛岡地区委員会の元選対部長の男性(47)5月31日付で男性を解雇。7月14日付で除名処分とした。

なお、横領金は全額弁済されており、同委員会は刑事告訴しないとのこと

共産党職員、98万円横領 盛岡地区、元選対部長

共産党県委員会(菅原則勝委員長)は23日、機関紙の売り上げなど党の活動費約98万円を着服したとして、同党盛岡地区委員会の元選対部長の男性(47)を解雇し、14日付で除名処分にしたと発表した。横領金は全額弁済されており、同委員会は刑事告訴しない方向。

 同党県委員会によると、男性は党職員として20年以上勤務。2010年1月から15年1月までの間、集金した機関紙「しんぶん赤旗」の購読料や配達員に支給する配達集金援助金などを着服し、生活費や遊興費、借金返済などに充てたとしている。

 男性は12年12月まで盛岡地区委員会機関紙部長として経理に携わっていた際に架空の受領書を作成するなど収支を操作。13年1月に同地区委員会選対部長となり担当を引き継いだ後も事務に関わっていた。3月に不正が発覚した。

 同地区委員会は5月31日付で男性を解雇。7月14日付で除名処分とした。