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警視庁は24日、東京にあるスマートフォンのアクセサリーの販売会社のサーバーに、大量のデータを送りつける「DDoS攻撃」というサイバー攻撃を行い、業務を妨害したとして、ベトナム人の留学生のグエン・ゴック・トアン・アン(21)容疑者を逮捕した。

グエン容疑者は今年2月、東京都中央区にあるスマートフォン用ケース販売会社のサーバーに大量のデータを送りつける「DDoS攻撃」を行い、業務を妨害した疑いが持たれている。

「DDoS攻撃」をしたとして逮捕されるのは全国初。

DDoS攻撃により、この会社のサーバーには通常の約30倍の負荷がかかり、1ヶ月半にわたってホームページが閉鎖され、700万円程度の損害が出たとみられるという。

グエン容疑者は「商品の売買を巡ってトラブルがあり、恨みがあってやった」などと供述し、容疑を認めているという。

警視庁は、「DDoS攻撃」に使えるソフトウエアなどがネット上で出回っているとみて警戒を強めている。