夏の全国高校野球大会で、ＮＣＣ長崎文化放送（長崎市）の男性社員（３０歳代）が取材記者の記者章を借りて、不正に甲子園球場に入場していたことが分かった。
大会本部が１５日、明らかにした。大会本部は次回大会で同社に記者章を発行しないと通知しており、同社は関係者の処分を検討する。
　大会本部や同社によると、男性社員は報道制作以外の部門に所属。休暇だった１４日、長崎県代表の創成館の試合観戦に知人らと球場を訪れたが満席だったため、自分だけ後輩記者から記者章を借りて入場した。
記者章をつけたままビールを飲んでいるのを見た観客から同社に連絡があり判明したという。
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観客がわかったことから腕章だろう、そうした記者紛いがビール飲んだらバレるわ。