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兵庫県姫路市で商業ビルや地下街を運営する(株)フェスタの元取締役の男性が、広 告デザインを請け負う業者に代金を水増しさせる形で7年間にわたって約4700万円を不正に受け取っていたことがわかり会社は男性の刑事告発を検討してい る。フェスタの竹田佑一社長が記者会見して明らかにした。

40代の営業担当の元取締役の男性が、姫路市内の広告会社から広告デザイン料を水増しして請求させ、水増し分を知人や親族名義の口座に振り込ませていた。平成20年から今年9月までの7年間で約4700万円を不正に受け取っていたという。

広告デザイン会社に対する税務調査で明らかになったもので元取締役の男性は今年10月末に辞任している。
元取締役は不正に受け取っていた金で、車の買い換えや家賃の支払いなどにあてていたという。

会社では不正が行われた経緯を詳しく調べるとともに元取締役の男性の刑事告発を検討している。
(株)フェスタは、姫路駅前の複合商業施設フェスタビルと姫路地下街のグランフェスタを運営している。