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帯広の農家女性らが1日、女性の新規就農を支援する農業法人「アグリファッショングループ」を設立した。
第1弾として「十勝ガールズ農場」を来春、同市内の農地5ヘクタールを借りて開設する。

農業男性と結婚しなくても女性が就農できるモデル事業にしたい考えで、就農希望の女性2人が開設準備を進めている。
酪農業の傍ら、おしゃれな農作業着などを販売する衣料雑貨店「アグリファッション」を営む市内の橋爪理恵さん(34)や、夫の恒雄さん(43)らが設立し、恒雄さんが社長を務める。

ガールズ農場は、家族経営が難しくなった農家から農地を借り、栃木県出身の沢居恵利さん(25)と苫小牧市出身の高野華瑠菜(はるな)さん(25)が共同農場長として運営する。

貸主の農家の輪作体系に配慮しながら、ジャガイモやトウモロコシ、アスパラ、パプリカなどを作り、飲食店などに契約販売する計画。
借地料50万円は、ネットで小口出資を募る「クラウドファンディング」で一口3千円から5万円で集める。

帯広空港に近い利点を生かし、周辺農家とも連携して農業体験を受け入れる。軌道に乗れば、新たな就農希望の女性を受け入れ、事業拡大も検討している。
 農場長の2人は、酪農学園大の同級生。卒業後、十勝管内での新規就農を目指して同管内新得町の女性専用農業体験実習施設「町立レディースファームスクール」で1年間畑作と畜産を学び、帯広市内の畑作農家でそれぞれ従業員として働いてきた。夢実現への第一歩を踏み出す。
 
 2014年の農林水産統計によると、全国の新規の自営就農者のうち女性の割合は25%。大規模化が進む十勝管内では新たに農業を始めたくても農地の確保が難しく初期投資も大きいため、結婚以外での女性の新規就農は多くないという。
以上、

世に疲れるのは男性も女性も同じ、全国には多くの田舎町が移住者募集など行っているが、生活基盤が問題でもある。
農業は季節を相手にするもの、晴耕雨読、結果をあせらないことが肝心。自然や動物に対して1に勉強2に勉強。

アグリファッショングループのサイト
http://agri-fashion.com/